外壁診断とは、マンションなどの建物の外壁状況を調べることです。

風雨や紫外線、埃などの影響を受けて外壁は次第に劣化することになります。

その方法は大きくふたつに分かれます。

まずタイルをひとつずつ叩いて、浮いている部分やヒビ割れがないかをチェックする方法があります。

確実に不具合を見つけることが可能となりますが、その診断には五感を使うために経験が必要となります。

対してもうひとつは、赤外線によるものがあります。

これは浮いたタイルの下には空気の層ができることにより、温度が高くなるためです。

こちらも測定や解析に経験が必要となりますが、コストを抑えることができる点で人気があります。

足場を組むなどの必要もないので手軽に行えます。